the EYE3

香港に住むタクと従妹のメイ、タクの親友コーファイとそのガールフレンド、エイプリルの4人。彼らは友人であるチョンカイを訪ねてタイへ遊びにやってきた。その夜、チョンカイがある古本屋で買った「幽霊を見る10の方法」という本を読んで聞かせると、4人は面白がってそれをやってみようと言い出したのだ。十字路で3人分の食事を用意し、茶碗を箸で叩いて幽霊を呼び出した。霊感の弱いメイだけはそれを見ることが出来なかった。どうしても見たいというメイのために、“幽霊とかくれんぼ”を行う。森の中でメイが黒猫を抱き、全員でかくれんぼを始めたのだが、その最中にコーファイが行方不明になってしまう。翌日、警察にも捜索を依頼し、大規模な捜索をしたのだが、結局コーファイは見つからなかった。祈祷師でもあるチョンカイの母は、3人も霊に狙われているのですぐに香港へ帰ったほうがいいと言う。タクとメイは香港へ戻ったが、エイプリルはタイに残り、コーファイを探し続けた。だが、香港に帰った2人はそこで幽霊に悩まされる。タクとメイは、コーファイを探し出し、すべての呪いを解くためにもう一度タイへ向かう。2人はチョンカイとその母の協力を得て、「幽霊を見る10の方法」の中の10番目に書かれている究極の方法“死”を実行に移す。死装束を着て死者に扮し、冥界に入り込んだタクとメイは、死者の世界で無数の霊に囲まれながら遂にコーファイを見つける。そして、そこへエイプリルもやってきた。だが、彼女はコーファイと会うために手首を切り、本当に死んでしまっていたのだった。彼らに残された時間はわずかだった。果たして、彼らは無事に現世に戻ることが出来るのだろうか。